はじめに

NBAの注目カード、ミルウォーキー・バックス vs ゴールデンステート・ウォリアーズの試合が行われました。
ヤニス・アデトクンボとステフィン・カリー――リーグを代表するスーパースター同士の直接対決ということで、世界中のバスケットボールファンが注目。
試合は互いに持ち味を存分に発揮する激戦となり、最後まで目が離せない展開となりました。
今回は、その試合内容や見どころ、勝敗を分けたポイントを詳しく振り返ります。


本文

前半:ウォリアーズがリズムをつかむ

試合序盤はウォリアーズのテンポが光りました。
スティーブン・カリーの鋭い3ポイントが立て続けに決まり、チーム全体が勢いづきます。
ドレイモンド・グリーンのディフェンスリードも冴え、ヤニスのドライブを抑える場面も。
特にカリーのシュートレンジの広さは圧巻で、バックスの守備陣も手を焼いていました。

中盤:バックスがリバウンドとフィジカルで巻き返し

しかし第2クォーター終盤から流れが一変。
バックスはヤニスとブルック・ロペスを中心にインサイドで主導権を奪います。
ウォリアーズのスモールラインナップに対し、高さとパワーで上回ったバックスがセカンドチャンスポイントを量産。
デイミアン・リラードのピック&ロールからのドライブや、ミドルトンの中距離シュートも決まり始め、前半終了時点で試合は拮抗しました。

終盤:スターの意地とチーム力の差

第4クォーターはまさに“スター同士の意地のぶつかり合い”。
カリーが連続3ポイントで流れを引き寄せると、ヤニスも豪快なドライブとアンドワンで応戦。
終盤、勝敗を分けたのはバックスの守備でした。
ホリデー(もしくはリラード)の冷静なゲームメイクと、チーム全体のリバウンド意識が徹底され、ウォリアーズのシュートチャンスを最小限に抑制。
最後はリラードのクラッチスリーが決まり、勝負あり。

試合結果

最終スコア:バックス 112 – 106 ウォリアーズ

主な成績:

  • ヤニス・アデトクンボ:30得点・12リバウンド・5アシスト
  • デイミアン・リラード:25得点・8アシスト
  • スティーブン・カリー:31得点・6アシスト
  • ブルック・ロペス:3ブロックでリムプロテクトを徹底

まとめ

今回のバックス対ウォリアーズ戦は、
フィジカルで押すバックス」と「スピードとスペーシングで勝負するウォリアーズ
という対照的なスタイルのぶつかり合いでした。

リバウンドと守備で粘ったバックスが勝利を手にしましたが、カリーの爆発力も健在で、最後まで息をのむ展開。
プレーオフを見据えたチームの完成度という意味でも、非常に示唆に富む試合だったといえます。

一言感想:
ヤニスの圧倒的な存在感と、カリーの華麗なシュート――どちらもNBAの魅力を存分に見せてくれました。
次の対戦が今から待ち遠しいですね。

No responses yet

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です