
はじめに
長年ファンに愛されてきた日産「エルグランド」が、ついに約15年ぶりとなる全面刷新を果たしました。
ラグジュアリーミニバンの代表格として知られるこのモデルは、新たに「リニア」と「伝統工芸」というキーワードを掲げ、デザイン・走り・内装すべてに革新をもたらしています。
待望の新型発表に、クルマ好きの間では「ついに来た!」「アルファードのライバル復活か?」と話題沸騰中です。
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■ 約15年ぶりのフルモデルチェンジ、その進化ポイントは?
現行エルグランドが登場したのは2010年。以来、マイナーチェンジを重ねながらもフルモデルチェンジは行われておらず、「次の一手」が待たれていました。
そして今回、満を持して登場した新型エルグランドは、まさに“完全刷新”の名にふさわしい仕上がり。
プラットフォームを一新し、最新の「e-POWER」や「VCターボハイブリッド」など電動パワートレインを採用。
走行性能のテーマには「リニア=意のままに動く上質な操作感」を掲げ、ドライバーの感覚に忠実に反応する走りを実現しています。
■ デザインテーマは“伝統工芸×未来感”
外観デザインは、日本の美意識を感じさせる「伝統工芸」をモチーフに採用。
グリルやライト周りには、和の細やかな意匠を取り入れながらも、近未来的な造形でエルグランドらしい存在感を保っています。
特に注目は、サイドからリアにかけて流れるようなボディライン。滑らかなリニアモーションを感じさせ、まるで“走る工芸品”のような仕上がりとなっています。
インテリアも一新され、高級素材をふんだんに使用。
木目調パネルや和紙を思わせるテクスチャー、そして最新の大型ディスプレイが融合し、上質かつ落ち着きのある空間を演出しています。
■ 快適性と安全性能もトップクラスへ
室内空間はさらに広くなり、3列シートそれぞれが快適に過ごせるよう設計。
「プロパイロット2.5」など最新の運転支援技術も搭載され、長距離移動のストレスを軽減します。
また、静粛性や乗り心地のチューニングにもこだわり、まさに「動くラウンジ」と呼ぶにふさわしい仕上がりです。
■ アルファード・ヴェルファイアに再び挑む存在へ
トヨタの「アルファード」「ヴェルファイア」が圧倒的な人気を誇る中、日産が改めてこのクラスに本気で挑むという姿勢が見える新型エルグランド。
“走りの上質さ”と“日本らしさ”という差別化で、再びミニバン市場の頂点を狙います。
発売時期や価格帯は今後の正式発表が待たれますが、早くも予約や問い合わせが殺到しているとの情報も。
まとめ
15年ぶりのフルモデルチェンジを果たした新型エルグランド。
「リニアな走り」と「伝統工芸の美」を融合させたデザインは、単なるファミリーミニバンの域を超えた存在感を放っています。
“走る上質空間”として、そして“日本の誇るデザインカー”として、再び注目を集める日産エルグランド。
次世代ミニバンの基準を、また一段引き上げる一台になりそうです。
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