はじめに

マイナンバーカードが、2028年に新しく生まれ変わることをご存じですか?
現在も健康保険証との一体化などで活用が進んでいますが、次期カードではさらに機能・デザイン・安全性がアップデートされる予定です。
この記事では、
- 新しいマイナンバーカードの主な変更点
- どう便利になるのか
- セキュリティやプライバシー対策
などを、わかりやすく整理して紹介します。
本文
次期マイナンバーカードはいつから?
政府は、2028年ごろをめどに新しいマイナンバーカードを導入する方針を発表しています。
現行カードはすでに全国民の約7割が取得していますが、今後は老朽化やセキュリティ面を考慮し、より安心・便利な形に進化します。
主な変更点と新機能
ICチップの性能向上
次期カードでは、より高速・高性能なICチップが採用される予定です。
これにより、カードを使った本人確認や行政手続きがスムーズに行えるようになります。
デジタル身分証としての拡張
スマートフォンへのマイナンバー機能搭載も進められています。
つまり、「カードを持ち歩かなくても、スマホで本人確認」が可能になる時代が来るのです。
デザイン・素材の刷新
長期間使用できるように、耐久性の高い素材や偽造防止技術が導入されます。
カードの外観デザインも見直され、よりシンプルでわかりやすいデザインになる見込みです。
公共・民間サービスでの利用拡大
これまで行政中心だったマイナンバーカードの用途が、民間サービスにも広がる予定です。
たとえば:
- 銀行・保険などでの本人確認
- コンビニや交通サービスでの身分証提示
- オンライン契約での本人認証
といった、日常生活のあらゆる場面で活用が見込まれます。
セキュリティ対策も強化
「個人情報の漏えいが心配」という声に対し、次期カードでは最新の暗号化技術を導入。
さらに、ICチップ内にはマイナンバーそのものを記録しない設計が維持され、悪用リスクを最小限にしています。
加えて、スマホ連携では「顔認証」や「多要素認証」による二重チェックが導入され、セキュリティは現行カードよりも格段に強化されます。
現行カードの扱いはどうなる?
現行のマイナンバーカードもすぐに使えなくなるわけではありません。
有効期限まで利用可能で、更新のタイミングで自動的に新カードへの切り替えが進む見込みです。
新旧カードが混在する時期が数年間続くとみられています。
まとめ
2028年に導入される次期マイナンバーカードは、
- 高性能ICチップ搭載
- スマホ対応で携帯不要
- 民間サービスへの活用拡大
- 強固なセキュリティ
といった点で、今よりも「便利で安心」なカードに進化します。
マイナンバーカードは今後、行政手続きだけでなく、日常の本人確認にも欠かせない存在になっていくでしょう。
制度が整うこの数年の間に、自分のカード情報の確認や更新手続きを早めにしておくのがおすすめです。
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